マーメイドS(GV)  阪神 芝2000m 2003年7月13日
予想 馬  名 斤量 騎手 性齢
  ビルアンドクー 55 武 幸 牝5
  テイエムオーシャン 59 本 田 牝5
  レンドフェリーチェ 51 小 池 牝3
ローズバド 56 横山典 牝5
  ショコット 55 江田照 牝6
  マヤノアブソルート 55 安藤勝 牝6
  ミエノサンデー 55 吉田稔 牝5
  トシザダンサー 55 秋 山 牝4
スマイルトゥモロー 56 武 豊 牝4
  10 フラワーチャンプ 55 安田康 牝5
レース情報
 その他の登録馬オースミコスモ、ショウナンバーキン、タムロチェリー、マストゥドウ

 

レース展開
 逃げ馬不在で一応レンドフェリーチェが前走逃げているが条件戦でスピードに違いがあるので、テイエムオーシャンが斤量のハンデを背負っているので、早めにいくかもしれないし、武豊騎手に乗り替わったスマイルトゥモローが、無理に抑えず、ハナに立つ可能性もある。しかし、どちらにせよスローで流れるだろう。頭数も少なく、前3頭テイエムオーシャン、スマイルトゥモロー、マヤノアブソルートでの激しい争いになるが、3頭とも使われてきているので、大きく沈むことはないだろう。しかし、その争いを後方で見てるローズバドがどのように仕掛けてくるかが注目される。

   ←B(AEH)(@D)(CFG)J

 

レース予想
 前で激しく争っている中、ゴール前で一気にローズバドが差すとみた。スローで流れるが、上がりだけの競馬になるのではなく、早めの競馬になりそうだ。頭数も少ないので、ローズバドは先頭とそれほど離れず、前3頭を射程圏において追走することができる。スマイルトゥモローが早めに仕掛け粘り合いの勝負を持ちかけてくるとみているので、そこを一気に差し切れるのではないか。このレースでは展開にはまり久しぶりの勝利が見られそうだ。粘り合いの勝負に勝つのは、スマイルトゥモロー。フラワーCでも早めに仕掛けて押し切り、前走のエプソムCでも早めに仕掛け、ここでは東京なのに早く仕掛けすぎた感じがあるが、5着に粘っている。武豊騎手に乗り替わるということで鞍上効果も期待できる。テイエムオーシャンは、粘り合いは苦手ではないのだが、59kgでこの勝負に持ち込まれたらやはり厳しいのではないか。このレースに長距離を得意としている差し馬がいれば、差し同士で決まりそうだが、そのような馬が見当たらない。
単勝 複勝 枠連 馬連 馬単 三連複 ワイド
      C−H      

 

レース結果
    馬 名 タイム
T ローズバド 2.03.7  
U   テイエムオーシャン 2.04.3 3 1/2
V   ショコット 2.04.6 1 3/4
W   レンドフェリーチェ 2.04.8 1 1/2
X   10 フラワーチャンプ 2.05.0 1 1/2
 久しぶりにローズバドが勝利を挙げた。ペースはそれほど速くはならず、ローズバドは道中、中団をつけることができた。常にインを走り、4角でも見事にインを突き、抜け出した。一昨年の秋華賞かエリザベス女王杯のときもそのときは2着であったけれども、見事にインをついたのを覚えている。追い込みタイプなだけに外を回るケースが多いが内に入ってももまれ弱くないので、こういう競馬ができるのだろう。この馬は横山典騎手が合ってるのかもしれない。スマイルトゥモローは、持ち味がかかりぎみでも粘る末脚を持つ馬なのだが、武豊騎手が無理に抑えてしまったのが原因ではないか。吉田豊騎手なら2着には入っていたかもしれない。