京王杯SC(GU) 東京芝1400m 2003年5月18日
予想 馬  名 斤量 騎手 性齢
  マイネアイル 55 小 池 牝5
  テイエムサンデー 57 秋 山 牡7
  ミデオンビット 57 田中勝 牡6
  チャックザラック 57 蛯 名 牡5
サニングデール 58 福 永 牡4
  キスミーテンダー 57 藤 田 牡7
  ボールドブライアン 57 柴田善 牡4
  ネイティブハート 57 石 崎 牡5
  ビリーヴ 57 安藤勝 牝5
10 ミッドタウン 57 横山典 牡4
  11 テレグノシス 59 勝 浦 牡4
12 ローマンエンパイア 57 武 豊 牡4
  13 タイキトレジャー 57 デザーモ 牡7
レース情報
 その他の登録馬グラスワールド、ショウナンタイム、スペシャルストック、ダービーレグノ、リキアイタイカン、ロッキーアピール

 

レース展開
 ミッドタウンの単騎逃げで誰も絡んでこれる馬がいない。先行しても脚を使わされるし、後方待機しても前に届かないので、どちらにせよきつい競馬になる。しかし、無理にミッドタウンを目標にせずに追走する馬が何頭か出てくるかもしれない。賞金も十分で安田記念のために内容を重視しているような馬は、無理に勝ちにいかず、自分のレースに徹するので大きな崩れはない気がする。先のことは、今回の結果次第というような馬は勝ちにいくようなことがあるとつぶれてしまう。

   ←I−−B(@H)(CD)EL(GJ)A−KF

 

レース予想
 ミッドタウンの逃げ切りだろう。1200m、1400mで逃げるような馬の出走がいると多少苦しい展開も考えられるが、絡んでくる馬がいないので、楽に逃げることができるのではないか。ミッドタウンのペースで行かれたら1600m、1800mでも粘りが効くのだから1400mで沈むことは考えにくい。後続馬がミッドタウンを早めに交わそうとしても自分がつぶれるだけなので、それでミッドタウンがつぶれ他の馬が来る可能性もあるが、それができるのは実力のある馬だけなので、実力馬は自滅行為をするようなことは考えられない。実力がない馬は早め仕掛けてもミッドタウンの視野にも入らないので、ミッドタウンのペースを崩すことはできないだろう。2番手には、サニングデール。成績だけを見ると特に成長なく安定した結果を残しているだけのように感じるが、冬を越えてかなり成長してきている。昨年までは1400mだと少し距離が長かったが、現時点では1400mもこなせる実力がついている。そうでなければ1200mであるが、阪急杯、高松宮記念で2着に来ることはできない。あとは展開的にビリーヴ、キスミーテンダー、ネイティヴハート、テレグノシス、テイエムサンデーとでジリジリと掲示板争いで接戦を演じる感じがあるが、中団あたりでも多少脚色が重くなるので、それよりも前について行かず、直線一気を狙いそうなローマンエンパイアの末脚の方が面白い。本当は使ってほしくなかった淀短距離Sでの追い込みは恐ろしい末脚だった。あのレースであんな脚を使ってしまったら、もう安田記念を狙うしかないとそのときから思っていた。天皇賞を狙っていたのなら、あのレースを使うべきではない。距離を短くしても1800mから出走させるべきだと思う。しかし、もう出てしまったのだから道中の行き脚がついてしまっているので、現時点ではマイルがピッタリになっているのではないか。
単勝 複勝 枠連 馬連 馬単 三連複 ワイド
        I→D    
        I→K    

 

レース結果
    馬 名 タイム
T   11 テレグノシス 1.21.0  
U   キスミーテンダー 1.21.2 1 1/4
V   13 タイキトレジャー 1.21.4 1 1/4
W 10 ミッドタウン 1.21.4 クビ
X   ネイティヴハート 1.21.6 1 1/4
 テレグノシスが久しぶりに重賞制覇した。やはりトニービン産駒は、府中に強いことを改めて実感した。テレグノシスはいつも通り後方で待機し、直線で差した。貫禄というものは感じないものの安定した走りをみせた。ミッドタウンは、1200m、1400mという短距離が合わないのか、左回りがうまくないのが、結果を残せなかった。スタートで逃げることができなかったということは、距離的にはマイル以上の方が合っているということなのだろうか。