高松宮記念(GT) 中京 芝1200m 2002年3月30日
予想 馬  名 斤量 騎手 性齢
  ビリーヴ 55 安藤勝 牝5
ショウナンカンプ 57 藤 田 牡5
  マンデームスメ 55 中 舘 牝4
テイエムサンデー 57 秋 山 牡7
  エアトゥーレ 55 四 位 牝6
  テイエムサウスポー 57 安藤光 牡5
  ゴールデンロドリゴ 57 佐藤哲 牡6
  ジェミードレス 55 菊沢徳 牝6
ディスタービングザピース 57 武 豊 セン5
  10 キーゴールド 57 内 田 牡8
  11 エコーエディ 57 ヴァルディヴ セン6
12 カフェボストニアン 57 松 永 牡4
13 ネイティヴハート 57 石 崎 牡5
  14 ナムラマイカ 55 村 本 牝6
  15 リキアイタイカン 57 武 幸 牡5
  16 シベリアンメドウ 57 川 島 牡4
  17 アグネスソニック 57 デムーロ 牡4
  18 サニングデール 57 福 永 牡4
レース情報
その他の登録馬、エイシンダンズビル、ダンツキャスト、ベネフィシャル、ロイヤルキャンサー。

 

レース展開
 スタートで内からビリーヴ、ショウナンカンプ、マンデームスメが出てきて、スピードの違いでショウナンカンプが出る形でマンデームスメはそこにつき、ビリーヴは少し控える。外からはカフェボストニアン、ナムラマイカが出てくるがショウナンカンプの前に出るまでには至らない。ゴールデンロドリゴは無理なく中団につけられそう。武豊騎乗のディスタービングは極端な競馬はせず、できるだけ前に取り付いてレースを進めて行きたいのではないか。エコーエディ騎乗のヴァルティヴは日本の競馬を知らないので、思い切って前についていってしまうか、そのスピードがなければ後ろでもがくだけになるかもしれない。サニングデールは大外枠となってしまうため、中途半端な位置取りだとコーナーで外々を回らされるが、仕方がないかもしれない。それか思い切って後方待機で直線一気に持ち込むか難しいところ。ネイティヴハート、リキアイタイカン、シベリアンメドウは無理に前に取り付くとコーナーで外を回らされる恐れがあるので、後方で待機し、直線勝負にかける。テイエムサンデーも同じく直線勝負だが、常にインを回って内が開くのを待つ作戦ではないか。ディスタービング、エコーエデが謎だが、それほどレース展開には影響しないと思われる。

   ←A(BK)@M(EFHI)(JQ)−(DGP)−LNO−C

 

レース予想
 外国馬2頭が不明だが、2頭とも馬主、調教師ともに一緒でエコーエディの方は、ディスタービングザピースを勝たせるためにショウナンカンプと競り合わせ、つぶすための捨て駒らしい。しかし、調教を見る限りは、ショウナンカンプと争えるほどのスピードを持っているようには見えない。ディスタービングザピースの方が能力があるだろうが、能力比較ができないので、抑えることしかできない。本命は、ショウナンカンプ。ショウナンカンプより出だしのスピードがあり、かつ、勝負を捨ててるような馬は見当たらないので、そのまま逃げ切ってしまうのではないか。調子があまりにもいいので、逆に怖いくらいだ。カフェボストニアンは、ペースが速い展開の方が向いている。昨年のクリスタルCではかなりのHペースの中、直線不利を受けてしまったが、その後の末脚は普通ではなかった。普通なら速い流れでブレーキをかけられたら、もうスピードが出なくなってしまうはずだ。GU、GVレベルのペースではジリ脚を露呈してしまうが、ショウナンカンプのペースなら歩調が合うと思う。ネイティヴハートは不気味な存在だ。中央での成績は安定しており、スワンS3着というのが、かなりすばらしい結果だったのではないか。中京1200mのTV愛知オープンでコース経験もしてるので、差し馬としては一番期待できる。テイエムサンデーは、常に内をついてインが開いて直線一気ができれば面白い。

 ゴールデンロドリゴは、久しぶりにブリンカー着用。プラスになることは確かだと思う。ビリーヴは、武豊騎手がGTホースを意図も簡単に手放してしまうほど、阪急杯での手応えが悪かったのではないか。調教はタイムは出てるが見栄えはよくない。しかし、ショウナンカンプを倒せるとしたらビリーヴかカフェボストニアンしかいないとみている。サニングデールは、大外枠というのはかなりの不利。スタートダッシュがよく、すぐに2,3番手につけるような馬ならいいけど、この馬は中団前めでレースを進める馬。コーナーで外々を回らされ末脚を欠いてしまうのが落ち。極端に後方待機で直線一気が出来るほどの末脚を持っているとは思わない。

単勝 複勝 枠連 馬連 馬単 三連複 ワイド
A     A−K A→K A−K−L  
        A→L A−C−K  
          A−H−K  

 

全着順予想&結果
    予想       結果    
馬 名   馬 名 タイム  
T ショウナンカンプ T   ビリーヴ 1.08.1  
U 12 カフェボストニアン U   18 サニングデール 1.08.3 1
V 13 ネイティヴハート V   15 リキアイタイカン 1.08.5 1 1/4
W テイエムサンデー W テイエムサンデー 1.08.5 クビ
X 18 サニングデール X   ゴールデンロドリゴ 1.08.5 アタマ
Y ディクタービングザピース Y   17 アグネスソニック 1.08.6 クビ
Z ゴールデンロドリゴ Z ショウナンカンプ 1.08.6 アタマ
[ 17 アグネスソニック [ 13 ネイティヴハート 1.08.6 アタマ
\ 15 リキアイタイカン \   10 キーゴールド 1.08.6 クビ
] ビリーヴ ]   16 シベリアンメドウ 1.08.7 1/2
11 テイエムサウスポー 11   ジェミードレス 1.08.8 1/2
12 エアトゥーレ 12   テイエムサウスポー 1.08.8 ハナ
13 14 ナムラマイカ 13 ディクタービングザピース 1.08.9 1/2
14 16 シベリアンメドウ 14 12 カフェボストニアン 1.09.0 1/2
15 マンデームスメ 15   マンデームスメ 1.09.0 クビ
16 11 エコーエディ 16   エアトゥーレ 1.09.2 1
17 ジェミードレス 17   11 エコーエディ 1.09.4 1 1/4
18 10 キーゴールド 18   14 ナムラマイカ 1.09.7 1 3/4
 ビリーヴが見事な復活劇を見せた。実力からしてあれくらいの競馬はしてもいい馬だが、最近の近況からして、いつも通りに走るとは思わなかった。牝馬は一回崩れると復活できない馬が多いので、そういう観点からかなり人気を落としていたのだが、勝手な思い込みをしていたのかもしれない。年齢的にはまだまだやれるので、今後は安田記念あたりを狙うのではないか。2着のサニングデールは先団グループと後方待機グループの間がポッカり空いたせいか、中団でもロスなく走ることができた。敗れたものの実力を出し切った一戦だったのではないか。ショウナンカンプは外国馬の戦略通り、エコーエディの絡みもあったが、それほどきつい絡みではなかったように見えた。しかし、GTの流れでは厳しいものがあるのか沈んでしまった。この馬は、ただの一本調子の馬ではないかと思っていたが、考え直さなくてはいけない。