皐月賞(GT)  中山 芝2000m 2003年4月20日
予想 馬  名 斤量 騎手 性齢
  ビッグコング 57 後 藤 牡3
  ラントゥザフリーズ 57 藤 田 牡3
ネオユニヴァース 57 デムーロ 牡3
  ダイワセレクション 57 菊沢徳 牡3
  エースインザレース 57 石 崎 牡3
サクラプレジデント 57 田中勝 牡3
  スズノマーチ 57 横山典 牡3
  テイエムリキサン 57 池 添 牡3
  クレンデスターン 57 吉 田 牡3
  10 ブラックカフェ 57 蛯 名 牡3
11 ザッツザプレンティ 57 安藤勝 牡3
  12 サイレントディール 57 武 豊 牡3
  13 チキリテイオー 57 勝 浦 牡3
14 エイシンチャンプ 57 福 永 牡3
  15 コスモインペリアル 57 柴田善 牡3
  16 ブルーコンコルド 57 秋 山 牡3
  17 タイガーモーション 57 江田照 牡3
  18 ホシコマンダー 57 四 位 牡3
レース情報
 その他の登録馬スマートエッジ、スズカドリーム(15日熱発回避)、ホーマンアピール(15日回避)

 

レース展開
 スタートでは内からエースインザレース、外からチキリテイオーが出てきて、チキリテイオーは無理せず外で2番手につける。エースインザレースで逃げる馬は落ち着きそうだが、それに続く馬の先行争い、ポジション争いが激しくなり、1コーナーまでペースが上がってくるため、やや速いペースで流れる。サクラプレジデントは前を見る形で4、5番手追走。馬群がつまり、ごちゃついた展開が予想され最初のポジション取りが中団馬群の前後が変わってくる。直線で前が詰まるケースが多くなるため、騎手の手綱さばきにも注目される。

   ←D(LP)(EK)(AHM)(@CFJ)(BGO)Q(IN)

 

レース予想
 本命は、サクラプレジデント。前走はかかりながらも直線でネオユニヴァースに差されたものの2着に粘っている今回はもっとペースが速いということと、馬も休み明け2戦目ということで、先行して折り合いがつきそうだ。好位で折り合いがつけば、いい末脚をもっているので、普通の馬では差すことはできない。GTを含んで3連勝しているにもかかわらず人気の出ないエイシンチャンプが2番手。地味で強い印象を持たれていないのか、人気はないが、この馬も冬を越えて成長してきている。”エイシン”というと早熟か短距離というイメージを持たれがちであるが、まだ距離が伸びても大丈夫そうだ。2歳時、使い込まれていたので、早熟の見方をされているが、そうでもなさそうだ。ザッツザプレンティも侮れないが、前走は落鉄の影響だといわれているが、負けた原因はそれだけではないと思う。本当に強いならあそこまできているのだから勝てる。先行策を考えてるようだが、スローペースなら好位につけられるが、ペースが速い時は、楽に先行することはできない。そうなると中団からの末脚でどこまで伸びるかに注目したい。ネオユニヴァースは、安定した力を見せているので、はずすことはできないが、常にベストのレースをしているだけに、それ以上の上積みは見込めないとみて、抑える程度にする。
単勝 複勝 枠連 馬連 馬単 三連複 ワイド
E     E−M E→M    
        E→J    
        E→B    

 

全着順予想&結果
    予想       結果    
馬 名   馬 名 タイム
T サクラプレジデント T ネオユニヴァース 2.01.2  
U 14 エイシンチャンプ U サクラプレジデント 2.01.2 アタマ
V 11 ザッツザプレンティ V 14 エイシンチャンプ 2.01.8 3 1/2
W ネオユニヴァース W   ラントゥザフリーズ 2.01.9 クビ
X 12 サイレントディール X   18 ホシコマンダー 2.02.0 3/4
Y 10 ブラックカフェ Y   12 サイレントディール 2.02.1 1/2
Z 17 タイガーモーション Z   ビッグコング 2.02.2 クビ
[ ラントゥザフリーズ [ 11 ザッツザプレンティ 2.02.2 クビ
\ ダイワセレクション \   スズノマーチ 2.02.3 クビ
] テイエムリキサン ]   テイエムリキサン 2.02.3 クビ
11 15 コスモインペリアル 11   エースインザレース 2.02.4 1/2
12 16 ブルーコンコルド 12   ダイワセレクション 2.02.4 ハナ
13 18 ホシコマンダー 13   16 ブルーコンコルド 2.02.6 1 1/4
14 エースインザレース 14   クレンデスターン 2.02.6 アタマ
15 スズノマーチ 15   15 コスモインペリアル 2.02.8 1
16 13 チキリテイオー 16   13 チキリテイオー 2.02.8 アタマ
17 ビッグコング 17   17 タイガーモーション 2.03.5 4
18 クレンデスターン 18   10 ブラックカフェ 2.03.5 クビ
 スプリングSの再現のような2頭の叩き合いの末、ネオユニヴァーズが皐月賞を制した。ネオユニヴァースは、レースを知り尽くしているかのようにデムーロの思い通りに動いてくれる賢い馬だ。内々をついてコースロスなく走り、前が開けばスッと前に出ることができる。レースセンスという点では完璧であろう。ダービーでは、現在のところデムーロ騎手は戻ってしまう予定なので、誰が騎乗するかが注目される。サクラプレジデントも4コーナーでうまく前が開いているところをスッと出て、いったんは先頭に踊り出るが、ネオユニヴァースとの叩き合いで少し内にもたれるところがあったことが残念だが、今の時点ではこれがベストであろう。直線が広い府中になれば巻き返しも期待できる。ザッツザプレンティはスタートでサイレントディールにぶつかったらしく、かかってしまったのが大きな敗因だ。しかし、こういうアクシデントがあると後遺症が残ったりして、次のレースに影響が出ることがあるので心配だ。この馬はじっくり脚をためれば末脚を爆発させる力があると思っているので、ダービーでは、ぶつかった影響も加味して後方からじっくりいってほしい。