天皇賞(春)(GT)京都芝3200m 2003年5月4日
予想 馬  名 斤量 騎手 性齢
  ファストタテヤマ 58 安田康 牡4
  アルアラン 58 本 田 牡7
  イングランディーレ 58 小林淳 牡4
ツルマルボーイ 58 横山典 牡5
  トーホウシデン 58 田中勝 牡6
  イエローボイス 58 岩 田 牡4
ダンツフレーム 58 藤 田 牡5
  トシザブイ 58 牡7
マイネルアンブル 58 蛯 名 牡4
  10 トップコマンダー 58 四 位 牡6
  11 ヒシミラクル 58 角 田 牡4
12 ダイタクバートラム 58 武 豊 牡5
  13 エリモシャルマン 58 池 添 牡4
14 サンライズジェガー 58 後 藤 牡5
  15 マイネルプレーリー 58 村 本 牡4
  16 タガノマイバッハ 58 安藤勝 牡4
  17 アクティブバイオ 58 福 永 牡6
  18 シースルオール 58 佐藤哲 牡7
レース情報
 登録馬、アグネスプラネット(烏丸Sへ)、コイントス(23日骨折)タケハナオペラ(27日カブトヤマ記念出走)、ハッピールック、ユウワンプラテクト(新潟大賞典に目標を切り替え)。
 3000m以上の成績
ファストタテヤマ−−−菊花賞2着(02)、阪神大賞典3着(03)
イングランディーレ−−−ステイヤーズS4着(02)、ダイヤモンドS1着(03)
トーホウシデン−−−菊花賞2着(00)
ダンツフレーム−−−菊花賞5着(01)
トシザブイ−−−ステイヤーズS10着(99)、万葉S2着(00)、阪神大賞典5着(00)、天皇賞春8着(00)、万葉S1着(01)、ダイヤモンドS3着(01)、阪神大賞典12着(01)、万葉S3着(02)、ダイヤモンドS3着(02)、阪神大賞典7着(02)、天皇賞春7着(02)、阪神大賞典8着(03)
マイネルアンブル−−−ドンカスターS(02)1着
トップコマンダー−−−菊花賞9着(00)
ヒシミラクル−−−菊花賞1着(02)、阪神大賞典12着(03)
ダイタクバートラム−−−ステイヤーズS2着(02)万葉S1着(03)、ダイヤモンドS3着(03)、阪神大賞典1着(03)
エリモシャルマン−−−阪神大賞典6着(03)
サンライズジェガー−−−阪神大賞典10着(03)
マイネルプレーリー−−−阪神大賞典5着(03)
アクティブバイオ−−−ステイヤーズS7着(00)、天皇賞春9着(02)、ステイヤーズS5着(02)、万葉S2着(03)、ダイヤモンドS6着(03)、阪神大賞典9着(03)

 

レース展開
 アルアランが飛ばし気味で逃げ、スタートのいいイングランディーレもある程度は追って行く。タガノマイバッハは、アルアランの動きを見てやや控える形をとるも2、3番手に落ち着く。この逃げで馬群は縦長になる。前に行った馬はどれくらい粘る脚を見せられるか。後方待機組みは、どこで仕掛け、どれくらい長くいい脚を使うことができるか。スローペースに落ち着かなかったら、本当のステイヤーの資質が問われるが、タガノマイバッハが緩いペースに持ち込むことはしないように思うので、タガノマイバッハの動き次第である。

  ←A−−−−K−B−−F(DH)(LN)Q(IP)(JK)@C(EM)G

 

レース予想
 サンライズジェガーが後方から一気に差してくる。ここ2戦での成績ではパッとしないが、それほど大きな差で負けているわけではない。アルゼンチン共和国杯の内容から天皇賞候補の新星とまで言われたほど、強い勝ち方、そして、内容であった。後に2着、3着だったコイントス、タップダンスシチーは、有馬記念で3着、2着だったことからも、軽ハンデだったとはいえ、あっさり差し切った実力は認めなければならない。一時、有馬記念出走とも騒がれたがこの天皇賞に万全の体勢で出走したいとの意向で回避したほど、天皇賞への意気込みは他馬とは違うものがある。血統的にも長い距離の方が向いているので、期待したい。ダイタクバートラムは、武豊騎手鞍乗ということで今までと同じように持ってきてしまう。しかし、以前橋口師は武豊騎手のアドバイスでマイルの方が合っているということでマイル戦に走らせたほどの馬。血統的には長距離は合うはずなのだが、気性的にそういう面があるだけにGTレベルの長距離で武豊騎手がどこまで持ってこれるかは注目される。マイネルアンブルは、怖い存在。菊花賞の一開催後の京都3000mのドンカスターSを菊花賞のタイムを1.4秒上回ってタイムで圧勝している。幻の菊花賞馬と言われてもおかしくないぐらいの内容だ。日経賞では早めに仕掛けて粘りきれずの5着。天皇賞を視野に入れた騎乗だとすると次につながる内容ではある。今年の4歳はレベルが低いだけにマイネルアンブルが勝つことで新たな勢力図が生まれるかもしれない。ツルマルボーイダンツフレームも中距離ではあるけれども強い相手と戦って善戦してきているだけに、このメンバーならあっさりこの2頭で決まってもおかしくない。
単勝 複勝 枠連 馬連 馬単 三連複 ワイド
M     K−M M→K H−K−M H−M
      ↑追加 M→H C−K−M H−K
          F−K−M ↑削除

 

全着順予想&結果
    予想       結果    
馬 名   馬 名 タイム
T 14 サンライズジェガー T   11 ヒシミラクル 3.17.0  
U 12 ダイタクバートラム U 14 サンライズジェガー 3.17.1 1/2
V マイネルアンブル V 12 ダイタクバートラム 3.17.1 クビ
W ツルマルボーイ W ツルマルボーイ 3.17.3 1 1/4
X ダンツフレーム X ダンツフレーム 3.17.3 アタマ
Y イングランディーレ Y   ファストタテヤマ 3.17.5 1 1/2
Z イエローボイス Z   トシザブイ 3.17.6 クビ
[ 16 タガノマイバッハ [   16 タガノマイバッハ 3.18.0 2 1/2
\ 17 アクティブバイオ \   イングランディーレ 3.18.1 3/4
] ファストタテヤマ ]   トーホウシデン 3.18.3 1 1/4
11 トーホウシデン 11   17 アクティブバイオ 3.18.5 1
12 11 ヒシミラクル 12 マイネルアンブル 3.18.7 1 1/4
13 15 マイネルプレーリー 13   13 エリモシャルマン 3.18.9 1 1/2
14 13 エリモシャルマン 14   10 トップコマンダー 3.19.0 クビ
15 10 トップコマンダー 15   15 マイネルプレーリー 3.19.1 3/4
16 18 シースルオール 16   アルアラン 3.19.2 1/2
17 トシザブイ 17   イエローボイス 3.19.7 3
18 アルアラン 18   18 シースルオール 3.20.2 3
 ヒシミラクルが菊花賞の再現をした。菊花賞以外では不甲斐ない結果を出しているだけに過小評価をしていたのかもしれない。しかし、このレースに勝ってもいまだに強いという感じがしないのはどうしてだろう。今年の天皇賞はメンバーが手薄ということもあるが、それでも菊花賞、天皇賞を制覇ということは実力があることの証明なのであろう。また今度勝つとしたら、来年の天皇賞になるだろうと思ってしまうのは、長距離戦でしか結果を出していないからなのだろう。