ダイヤモンドS(GV)   東京 芝3200m  2002年2月10日
予想 馬 名 斤量 騎 手 性齢
  メジロロンザン 52 吉 田 牡6
  ケイエムチェーサー 50 吉 永 牡6
シンボリオレゴン 54 田中勝 牡5
トシザブイ 55 ファロン 牡6
  ロードブレーブ 53 石 崎 牡7
  フサイチランハート 57.5 江田照 牡5
  セイコーサンデー 53 柴田善 牡4
  ペインテドブラック 56 蛯 名 牡6
  ロットシュナイダー 49 田面木 牡4
10 キングザファクト 55 後 藤 牡5
  11 ゴールドレジェンド 49 北 村 セン6
12 アドマイヤロード 55 武 豊 牡4
  13 タガノビジョン 51 高 田 牡7

 

馬名 勝ちパターン 適距離 実績 調教
アドマイヤロード S〜Mペースで後方から差し 1800m〜2000m
キングザファクト M〜Hペースで後方差し 2200m〜2800m
ケイエムチェーサー Sペースで逃げ先行抜け出し 2200m〜2600m
ゴールドレジェント Sペースで追いこみ 2600m〜3200m
シンボリオレゴン Mペースで先行抜け出し 2500m〜3200m
セイコーサンデー S〜Mペースで中団から差し 1800m〜2200m
タガノビジョン 先行抜け出し 2200m〜2800m
トシザブイ Mペースで後方から差し 2500m〜3000m
フサイチランハート S〜Mペースで後方から差し 1800m〜2200m
ペインテドブラック 後方から差し 2200m〜2400m
メジロロンザン Mペースで先行抜け出し 2200m〜2600m
ロットシュナイダー 差し 2000m〜2300m
ロードブレーブ マイペースで逃げ切り 1800m〜2400m

 

レース展開
 逃げるのはロードブレーブでメジロロンザンあたりも絡んでくるので、3200mのわりにはペースが速くなる。先行馬たちはあまり結果が出ていないので勝手に沈んでくれるだろうということで軽視され、人気のアドマイヤロード中心のレースが進運ぶ。そのアドマイヤロードは後方でじっくり脚をためてくる。その前後にキングザファクト、セイコーサンデー、フサイチランハート、トシザブイといった有力どころが囲むような形でレースは進んでいくだろう。そこで武豊騎手が動いた後に他の馬がどう動くか、あるいは動く前にどう動くかがカギとなる。もちろんスタミナがない馬はつぶれてしまう展開になる。

   ←D−−−L−@AB−−(FI)−KE(CH)(GJ)

 

レース予想
 本命は、アドマイヤロード。この距離は適距離ではないが、順調に乗りこまれており調子がいい。長距離で武豊騎手騎乗というのは大きな信頼がある。この馬の将来を考えたときには、個人的にはここを使って欲しくないが、現時点を考えるとこの馬で堅いと思う。

 2番手は難しいが、シンボリオレゴンを対抗にする。この馬は1800m、2000mを中心に使われてきたけど、長い距離の方が持ち味を生かせるのではないかと思う。ここ2戦の2500mの競馬では、安定した成績を修めており調子もよく今がペークの時期ではないか。田中勝騎手が変にペースに巻き込まれなければ勝つチャンスも十分ある。

 キングザファクトは、後藤騎手に乗り替わり積極的に前めで競馬すれば面白い存在になるのではないか。長距離中心に使われているトシザブイは、派手はないのだが、不気味な存在なので押さえておきたい。セイコーサンデー、フサイチランハートは、距離が伸びて持ち前の切れる末脚を失ってしまうのではないかと思うので、はずしておく。ペインテドブラックは、始動が早過ぎたせいなのか、調子が悪いのにすでにギリギリの状態であるような気がするので、故障というのが怖い。

   B−K   I−K   C−K

 

レース結果
  馬 名 タイム
T 10 キングザファクト 3.19.8  
U   フサイチランハート 3.20.0 1 1/4
V トシザブイ 3.20.0 クビ
W   セイコーサンデー 3.20.1 クビ
X 12 アドマイヤロード 3.20.7 3 1/2
 3200mの割りには、緩みないペースとなった。勝ったキングザファクトは、馬群の後ろにつく形で後方待機。直線で抜け出すような感じで先頭にたち、そのままゴールした。この日の後藤騎手は絶好調だったので、そのまま調子にのっていたんだろう。アドマイヤロード騎乗の武豊騎手は、たまに出る最後方待機作戦が不発に終わった。先週と同様で1番人気での最後方待機を2週連続でやるなんていかがなものか・・・。フサイチランハートは、本格化感じがある。