日経賞

**レース展開**
逃げ、先行馬がいなく、Ｓペースは必至だが、藤沢和厩舎の２頭が組みハッピーパスを逃がしてコイントスを２番手でレースを進める作戦をしてくるかもしれない。コイントスの場合は決め手に欠けるので、あまり遅いペースだときつくなる。それか折り合い面で多少難がある江田照騎手騎乗のロードフォレスターがいくかもしれない。しかし、できれば控えたいところだ。タップダンスシチーも先団にとりつく。アクティブバイオは中団、マンハッタンカフェは後方で待機する。Ｓペースのため長くいい脚を使える馬にとっては有利な展開に運ぶ。マンハッタンカフェには絶好の展開になりそうだ。　　　←②（⑤⑦）（①③④）⑧⑥

**レース予想**
本命は、マンハッタンカフェ。メンバーが少なくこれといって強いという馬の出走もなく１００％の出来にないとはいえ楽に勝てるのではないか。スローペースになりそうだし、展開的にもこの馬が得意としている形になりそうなので、この馬の軸は堅いのではないか。負けるとしたらセントライト記念で先着を許しているロードフォレスターしかいない。ロードフォレスターは、かなりの素質を持っているのだが、道中力が入り過ぎて無駄な労力を使っている。それが無くなれば展開次第でマンハッタンカフェと五分の勝負になるはずだ。ここでもその辺が心配だが、その能力に期待したい。　　　①－⑧

　逃げ馬がいなく超スローペースで流れた。マンハッタンカフェは、道中手応えは悪くなかったが、濡れた馬場でのめっていて直線では見せ場なく終わってしまった。これで天皇賞では悲観することはないが、ＧⅠホースとしてはあまりにも情けないレースだったのではないか。上位３頭は順調にきた結果ではないか。