天皇賞(GT)  京都 芝3200m  2001年4月29日
予想 馬  名 斤量 騎 手 性齢
テイエムオペラオー 58 和 田 牡5
  サンエムエックス 58 松永幹 牡5
  マックロウ 58 安藤勝 牡4
エリモブライアン 58 藤 田 牡4
  メイショウドトウ 58 安田康 牡5
  セイウンスカイ 58 横山典 牡6
  メジロランバート 58 柴田善 牡6
  イブキガバメント 58 小 牧 牡5
  タガジョーノーブル 58 福 永 牡7
  10 エアシャカール 58 蛯 名 牡4
  11 アドマイヤボス 58 後 藤 牡4
12 ナリタトップロード 58 渡 辺 牡5

 

レース展開
 まず、タガジョーノーブルが単騎で逃げることになる。今回は、特に絡んでくる馬はいないが、阪神大賞典のときよりペースを上げていくだろう。セイウンスカイは、休み明けでもあるので無理に行かず、馬なりで追走してくる。ペース的には長距離のわりには速くなり、本当のスタミナが要求される。道中も縦長で点々した位置取りになっていくだろう。その中でもオペラオーのマークで少し固まりができる感じで頭数が少ないのでオペラオーにとってマークがきつくなることもない。ナリタトップロードの対しての警戒心が今までよりは強くと思うので、それを考えてもオペラオーは楽ではないか。エアシャカール、アドマイヤボスは完全オペラオーマークで後方待機してくるだろう。メイショウドトウは前へ行ってしまうのではないか。

   ←−−−−−−−−−−(12)()(1110

 

レース予想
 テイエムオペラオーの天皇賞3連覇だ。前走の敗因ははっきりしており、あれで4着は走っている方だ。もともと長距離のほうが断然強く、中距離のハイペースには対応できないが、長距離のハイペースならこの馬のペースといっていいだろう。2番手にナリタトップロード。以前よりさらに成長していて、安定した走りになっている。問題なのはジョッキーだけだ。これにわって入ってきそうな馬はエリモブライアンだ。阪神大賞典ではトップロードに大きく離されたが、ブライアンズタイム産駒というのも期待できるし、もともと調教を走る馬なんだけど、やっと調子を上げ、調教を走るようになってきた。エアシャカール、アドマイヤボスも調子はいいが、今回のペースだと長距離馬ではないというボロが出るのではないかと思う。

   12      12

 

全着順予想&結果
    予想       結果    
馬 名   馬 名 タイム
T テイエムオペラオー T テイエムオペラオー 3.16.2  
U 12 ナリタトップロード U   メイショウドトウ 3.16.3 1/2
V エリモブライアン V 12 ナリタトップロード 3.16.4 1/2
W 10 エアシャカール W   マックロウ 3.16.6 1 1/2
X 11 アドマイヤボス X   11 アドマイヤボス 3.16.7 1/2
Y マックロウ Y   メジロランバート 3.16.8 1/2
Z メイショウドトウ Z   イブキガバメント 3.17.4 3 1/2
[ サンエムエックス [   10 エアシャカール 3.17.9
\ イブキガバメント \ エリモブライアン 3.18.3 2 1/2
] タガジョーノーブル ]   サンエムエックス 3.19.1
11 セイウンスカイ 11   タガジョーノーブル 3.19.1 クビ
12 メジロランバート 12   セイウンスカイ 3.32.0
 タガジョーノーブルが大逃げを打ちたいところだったが、セイウンスカイが無謀なペースで最初の1000m58.3秒とハイペースで進んでしまった。後続馬は、この2頭に対していい間隔で進んでいったのではないか。本当のスタミナが要求される展開となり、オペラオーが強い勝ち方をした。4角手前ではムチを打ち、あやしい手応えだったが、直線で瞬発力を使い、そこで一気に離した。そのあとも自力でなんとか踏ん張った。ナリタトップロードはもう完敗だろう。とっくに勝負付けはついているが、これであきらめもつくのではないか。メイショウドトウはややかかりぎみでも折り合いをつけ、直線末脚を生かした。宝塚記念では何かあるのではないか。

back