宝塚記念

**レース展開**
前走目黒記念を差して勝ったが、やはりホットシークレットが逃げるだろう。特に先行する馬もいないので、多少の出遅れでも楽な形で逃げていける。２番手にメイショウドトウがつける。今まで末脚ではオペラオーにいつもやられているので、今回はできるだけ前で競馬し、オペラオーとの差を貯金しながら粘りこむ形をとるのではないか。アドマイヤカイザーは前目につけ、テイエムオペラオーは中団に位置する。エアシャカール、アドマイヤボスは、大阪杯と同じように後方待機。マックロウはできるだけ前めで競馬したいところだが、結局最後方で待機することになりそうだ。　　　　　←６－－３－－－（２、１０）（４、５、７、９）（１、８、１１）１２

**レース予想**
オペラオーを意識するメイショウドトウが前にいながら早めに仕掛け粘りこみをはかり、これが成功するとみた。しかし、そのすきに少し前めで待機してたアドマイヤカイザーがスルッと差し切る。オペラオーは、スピード競馬で太刀打ちしたため、届かずに終わる。しかし、オペラオーは重馬場で中距離なら時計がかかった方が強いのではずすことはできない。あとは、そのペースで少し末脚を失ってる馬が多いので、最後方で待機しているマックロウの末脚が怖い。　　　３－１０　　　４－１０　　　１０－１２

　メイショウドトウの見事な勝利だ。テイエムオペラオーが不利を受けたとはいえ、安田康騎手は早めに仕掛け、粘りこみをはかり、見事にテイエムオペラオーの追撃をかわした。いつも同じような競馬をして負けていたのでやっと思い切った騎乗をしたのではないかと思う。