エリザベス女王杯

*エリザベス女王杯（ＧⅠ）*　　京都　芝２２００ｍ　２００１年１１月１１日
予想	枠	馬	馬　名	斤量	騎　手	性齢
◎	１	１	テイエムオーシャン	５４	本　田	牝３
	２	２	ローズバド	５４	横山典	牝３
○	２	３	スプリングチケット	５６	角　田	牝４
	３	４	マイニングレディ	５４	小林徹	牝３
	３	５	タイキポーラ	５６	松永幹	牝５
	４	６	メジロサンドラ	５６	熊　沢	牝５
	４	７	ティコティコタック	５６	武　幸	牝４
	５	８	カリスマサンオペラ	５６	幸	牝４
	５	９	マルカキャンディ	５６	福　永	牝５
	６	10	スリーローマン	５６	四　位	牝４
	６	11	レディパステル	５４	蛯　名	牝３
	７	12	ポイントフラッグ	５４	須　貝	牝３
	７	13	トゥザヴィクトリー	５６	武　豊	牝５
▲	８	14	タフネススター	５６	松　本	牝４
	８	15	ヤマカツスズラン	５６	池　添	牝４

　

馬名	短評	実績	調子
カリスマサンオペラ	時計がかかれば強いが調子もよくないので厳しい。	Ｃ	Ｃ
スプリングチケット	ここにきて力をつけてきた上がり馬、何かやりそう。	Ｄ	Ａ
スリーローマン	血統的魅力あり調子もいいがもう少し切れがほしい。	Ｄ	Ｂ
タイキポーラ	ハイペースの先行粘りのパターンに強いも調子いまいち。	Ｂ	Ｂ
タフネススター	かなり切れる脚の持ち主ここでも通用するか。	Ｃ	Ｂ
テイエムオーシャン	好位でも確実に末脚伸び無敵街道まっしぐら。	Ａ	Ｂ
ティコティコタック	力をつけているが特に切れる脚なく入着級か。	Ａ	Ｂ
トゥザヴィクトリー	ドバイの実績は脅威だが休み明けで展開的に苦しくなりそう。	Ａ	Ｂ
ポイントフラッグ	休み明け叩かれたがいまいち成長力が欠ける。	Ｃ	Ｃ
マイニングレディ	芝で全く実績なくかなり苦しいのではないか。	Ｄ	Ｂ
マルカキャンディ	末脚切れるも距離が長過ぎる。	Ｃ	Ｂ
メジロサンドラ	距離は合ってるもののスピードが伴うレースだと苦しい。	Ｃ	Ｂ
ヤマカツスズラン	同型馬が消え楽になったが絡む馬は他にもいる。	Ａ	Ａ
レディパステル	古馬と同じくらいの末脚を持ち合わせているのか。	Ａ	Ｂ
ローズバド	追い込み一辺倒ハイペースで前が残る展開だと苦しい。	Ａ	Ｂ

　

**レース展開**
逃げるのは、ヤマカツスズランだが近くに武豊騎手騎乗のトゥザヴィクトリーがいるためトロトロ逃げようとするならばすかさず逃げに入る作戦に変更する可能性がある。内からもテイエムオーシャンがいるので、変にけん制しあったらテイエムオーシャンの逃げもある。だからヤマカツスズランにとっては思い切っていくしかないので、スローペースになることはないだろう。少し縦長の状態になる。中団に前めにはスプリングチケット、中にはティコティコタック、スリーローマン、後方にはレディパステル、ローズバド、最後方にタフネススターがなんとかついていく形。テイエムオーシャンはマイペースで、トゥザヴィクトリーは前のヤマカツスズランとテイエムオーシャンの距離を測りながらレースを進めていく。ヤマカツスズランが下手にペースを落とすことになれば、トゥザヴィクトリーを見ればペース判断できるだろう。 ←１５－１３（１、５）－－３、６（７、１０、１２）（８、１１）（４、９）－－２－－－－－１４

　

**レース予想**
本命は、テイエムオーシャン。この馬の信条はスピードではあるが、かかりながらの追走でも大きな沈みはない。オークスの時でも３着と敗れたものの健闘している。速い時計の勝負になれば、いっそう力を発揮できる。　２番手には、スプリングチケット。ここにきての上がり馬で、昨年のエリザベス女王杯は惨敗だったが、休み明けから３戦連対をはずしておらず、前走でも強い勝ち方をしている。調子もよく、先行しても末脚を生かせる強みはあるが、ハイペースになったときの実績がないだけにそこの点だけが心配だ。　３番手にタフネススター。前走のカブトヤマ記念は４８ｋｇではあったもののすごい末脚を見せた。５６ｋｇになって８ｋｇ増えることを懸念されてはいるが、牡馬相手に２着とはそんな差がなかったものの３着以下を１秒も離してタイム的にも速いタイムで勝っているので、これは脅威なのではないか。　やはり３歳の中ではテイエムオーシャンが抜けており他の３歳馬は古馬相手では苦しいのではないか。トゥザヴィクトリーは、休み明けでスローペースなら末脚を生かせるが、ペースが上がったら最後で息がもたなくなるような気がする。　　　１－３　　　１－１４

　

**全着順予想＆結果**
		予想				結果
着	番	馬　名	着		番	馬　名	タイム	良
Ⅰ	１	テイエムオーシャン	Ⅰ		13	トゥザヴィクトリー	２．１１．２
Ⅱ	３	スプリングチケット	Ⅱ		２	ローズバド	２．１１．２	ハナ
Ⅲ	14	タフネススター	Ⅲ		７	ティコティコタック	２．１１．２	ハナ
Ⅳ	13	トゥザヴィクトリー	Ⅳ		11	レディパステル	２．１１．２	クビ
Ⅴ	11	レディパステル	Ⅴ	◎	１	テイエムオーシャン	２．１１．３	クビ
Ⅵ	15	ヤマカツスズラン	Ⅵ		８	カリスマサンオペラ	２．１１．５	１　1/4
Ⅶ	７	ティコティコタック	Ⅶ	▲	14	タフネススター	２．１１．７	１　1/4
Ⅷ	２	ローズバド	Ⅷ		６	メジロサンドラ	２．１１．７	クビ
Ⅸ	10	スリーローマン	Ⅸ		９	マルカキャンディ	２．１２．１	２　1/2
Ⅹ	６	メジロサンドラ	Ⅹ		12	ポイントフラッグ	２．１２．３	１　1/2
11	９	マルカキャンディ	11		15	ヤマカツスズラン	２．１２．７	２　1/2
12	８	カリスマサンオペラ	12		10	スリーローマン	２．１２．８	３/４
13	５	タイキポーラ	13	○	３	スプリングチケット	２．１３．１	１　3/4
14	４	マイニングレディ	14		５	タイキポーラ	２．１３．６	３
15	12	ポイントフラッグ	15		４	マイニングレディ	２．１４．３	４

　ヤマカツスズランが思い切っていくような形となり、結局ハイペースになった。その中、勝ったトゥザヴィクトリーは、スタートは悪くなかったが内にいれずに外を回りながらポジションを中団あたりに決め追走していった。その作戦があたり、直線で末脚を伸ばし粘りこんだ。久々に武豊騎手の好騎乗を見た。５着以内はそれほど差がなく、展開次第で組み合わせも変わってくるような感じだ。