朝日杯フーチュリティＳ（ＧⅠ）　中山芝１６００ｍ　２００１年１２月９日
予想 枠 馬 馬　 名 斤量 騎　手 性齢
◎ １ １ アドマイヤドン ５５ 藤　田 牡２
　 １ ２ ゲイリーファントム ５５ 郷　原 牡２
▲ ２ ３ アグネスソニック ５５ 横山典 牡２
　 ２ ４ ダイワファルコン ５５ 武　幸 牡２
　 ３ ５ オースミエルスト ５５ 渡　辺 牡２
　 ３ ６ カフェボストニアン ５５ 菊沢徳 牡２
　 ４ ７ シベリアンメドウ ５５ 後　藤 牡２
　 ４ ８ イチロースワン ５５ 蛯　名 牡２
　 ５ ９ ホーマンウイナー ５５ 柴田善 牡２
　 ５ 10 ヤマノブリザード ５５ ファロン 牡２
　 ６ 11 ファストタテヤマ ５５ 安　田 牡２
　 ６ 12 ビッグスマッシュ ５５ 北　村 牡２
　 ７ 13 スターエルドラード ５５ デムーロ 牡２
○ ７ 14 バランスオブゲーム ５５ 木　幡 牡２
　 ８ 15 サダムブルースカイ ５５ 松永幹 牡２
　 ８ 16 ヤマニンイデアル ５５ 江田照 牡２

　

レース展開
　スタートは、ゲイリーファントムが飛び出すが、外からシベリアンメドウ、イチロースワンも出てきて、シベリアンメドウが逃げる形になるだろう。ペースは、遅くはならないが、それほど速くもならない。それでも多少縦長の形となり内がごちゃつくことは少なくなるのではないか。前めにはカフェボストニアン、アドマイヤドン、アグネスソニックとつける。中団にはバランスオブゲームが追走し、後方にダイワファルコン、スターエルドラード、ヤマノブリザードがつける。最後方には、ファストタテヤマが待機する。外枠の馬は、スタートの直線が短いためスピードのない先行馬だと先行できないケースが多く不利になる。

　　　←７（２、８）５、６（１、３、９）－１２（４、１４）（１３、１５）（１０、１６）１１

　

レース予想
　本命は、べガの息子アドマイヤドンだ。べガの息子というだけで人気になってしまうが、それだけの能力をもっている。兄のアドマイヤべガ、アドマイヤボスも活躍しており、この馬も後を追いそうだ。新馬、京都２歳Ｓともに逃げずに楽に２，３番手を追走し、楽に抜け出しているだけに、まだまだ底を見せていない。ハイペースになってもついていける脚を持っているだけにもまれても抜け出せるのではないか。今の段階では、この距離がベストだと思う。

　対抗は、バランスオブゲーム。休み明けになるが、十分乗り込まれていて仕上がりは万全だ。あとは、レース感覚だと思うが、外枠なので、もまれずに追走できるので、あとはどれだけ末脚が伸びるかだ。切れるというタイプではないが一歩一歩の伸びが大きいため、見た目じりじり来ているような感じでかなり伸びを見せる。もう少し距離があった方が、持ち味を生かせるような気がするが、このメンバーだったら底力で上位に食い込めると思う。

　３番手には、アグネスソニック。地味なレースが続いているが、馬にレースを覚えさせ、それが身についている。今回は後ろからではなく、ある程度前でレースを運べば、そこから今までと同じような末脚を見せてくれれば、面白いと思う。

　　　１－１４　　　１－３

　

全着順予想＆結果
　 　 予想 　 　 　 結果 　 　
着 番 馬　名 着 　 番 馬　名 タイム 良
Ⅰ １ アドマイヤドン Ⅰ ◎ １ アドマイヤドン １．３３．８ 　
Ⅱ 14 バランスオブゲーム Ⅱ 　 10 ヤマノブリザード １．３３．９ ３/４
Ⅲ ３ アグネスソニック Ⅲ 　 13 スターエルドラード １．３４．０ １/２
Ⅳ ６ カフェボストニアン Ⅳ ○ 14 バランスオブゲーム １．３４．１ クビ
Ⅴ ７ シベリアンメドウ Ⅴ ▲ ３ アグネスソニック １．３４．１ ハナ
Ⅵ 11 ファストタテヤマ Ⅵ 　 ７ シベリアンメドウ １．３４．１ クビ
Ⅶ 13 スターエルドラード Ⅶ 　 12 ビッグスマッシュ １．３４．４ １　3/4
Ⅷ 10 ヤマノブリザード Ⅷ 　 ６ カフェボストニアン １．３４．４ クビ
Ⅸ ４ ダイワファルコン Ⅸ 　 ８ イチロースワン １．３４．５ １/２
Ⅹ 12 ビッグスマッシュ Ⅹ 　 ４ ダイワファルコン １．３４．６ クビ
11 ２ ゲイリーファントム 11 　 ９ ホーマンウイナー １．３４．６ クビ
12 ９ ホーマンウイナー 12 　 15 サダムブルースカイ １．３４．６ アタマ
13 ５ オースミエルスト 13 　 11 ファストタテヤマ １．３４．７ クビ
14 15 サダムブルースカイ 14 　 16 ヤマニンイデアル １．３４．９ １　1/4
15 ８ イチロースワン 15 　 ５ オースミエルスト １．３４．９ ハナ
16 16 ヤマニンイデアル 16 　 ２ ゲイリーファントム １．３５．９ ６
　アドマイヤドンは、内枠で苦しい展開となったが、なんとか馬群をさばいて抜け出すことができた。もまれる形というのは初めてだと思うが、怯まずによく走った。今後につながるレース内容でもあったのではないか。血統的にもこれから期待される馬になるが、まだまだ連勝していけるだろう。