有馬記念(GT) 中山 芝 2500m
2000年12月24日
◎ | ○ | △ | 注 | 予想 | ||||||||||||
8 | 8 | 7 | 7 | 6 | 6 | 5 | 5 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 | 枠 |
16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 馬 |
メイショウオウドウ | アメリカンボス | アドマイヤボス | メイショウドトウ | ダイワテキサス | ステイゴ|ルド | キングへイロ| | ゴ|イングスズカ | ユ|セイトップラン | テイエムオペラオ| | ト|ホウシデン | ジョ|ビックバン | ナリタトップロ|ド | ホットシ|クレット | マチカネキンノホシ | ツルマルツヨシ | 馬 名 |
56 | 56 | 55 | 57 | 56 | 56 | 56 | 56 | 56 | 57 | 55 | 56 | 57 | 57 | 57 | 56 | 重量 |
河内 | 江田照 | 武豊 | 安田康 | 蛯名 | 後藤 | 柴田善 | 芹沢 | 中館 | 和田 | 田中勝 | 山田和 | 的場 | 横山典 | 岡 部 | 藤田 | 騎 手 |
牡6 | 牡6 | 牡4 | 牡5 | 牡8 | 牡7 | 牡6 | 牡8 | 牡8 | 牡5 | 牡4 | 牡6 | 牡5 | セン5 | 牡5 | 牡6 | 性齢 |
今回の見所は、オペラオーがGT5連覇を果たしてしまうかどうか。それに立ち向かえる馬がいるのだろうかというところ。展開的には、ホットシークレットがどのように逃げるのか。それを見て他馬はどのように動くかが注目される。 逃げるのは、3 。厩舎側では大逃げをうってほしいところだけど、横山典まずは様子を見ながら逃げるだろう。1角まではそんなに差はないところにいるが1角前から徐々に離しにかかる。できるだけ大逃げをうってるように見せかけて逃げる。セイウンスカイが菊花賞で逃げたような形にもっていきたい。そのように逃げることができるかは、2番手グループの動きで決まる。 2番手にはできるだけオペラオーより前で競馬したい4 、13 がつけるだろう。3 が楽に逃げられるかは、13 の動きで変わる。1周目ゴール前で3 にどのようにつけるかがカギである。この時点でかなり先にいて、全くノーマークだったら3 は楽に逃げられるだろう。どちらにせよ、スローペースにもハイペースにもならないだろう。そのあとに5 がつける。ここら辺の先行グループは、テンテンとした形になる。 その後に少し離れ2 、6 が追う。そして、7 はその後につける。中団に馬群となって10 、15 、16 。後方には9 、11 、14 、そして、1 、12 。最後方には遅れて8 といった展開。 3−−−(4、13)、5−(2、6)、7、(10、15、16)、(9、11、14)、(1、12)、−8 |
今回は、逃げ馬のペースというより、それをみてメイショウドトウがどのような動きをするかに注目した。メイショウドトウは、できるだけホットシークレットに近い形でついていくだろう。このような形になると自然と馬群もホットシークレットに近い形になる。そうなると流れ的に道中は苦しい展開になる。そうなると仕掛けどころが難しくなる。テイエムオペラオーを意識するあまりスローのときと同じように仕掛けてしまうと後方に待機していてもつぶれてしまう。テイエムオペラオーはこのようなペースで早めに仕掛けてもつぶれない馬だ。だから逆にオペラオーより先に仕掛けるということは、心中するようなものだ。ここでオペラオーを逆転するには、坂を頑張ってのりきり、坂を登りきった後に一気にかわす。それしかないだろう。そこで指名したのは、アメリカンボスだ。道中はオペラオーの後ろでじっと待機し、残り100mぐらいでオペラオーが勝ったと思った瞬間にサッとかわす。アメリカンボスは距離が長いと思われてる。スローペースで長くいい脚を使う展開には弱い。しかし、ある程度ペースが速くなっても沈まないだろう。調教は絶好調だ。いままでは展開に恵まれなかった。今回はアメリカンボスの展開になるとみた。 7−15 5−15 + ワイド 5−15 もし、メイショウドトウがホットシークレットを気にせず、しかも楽に逃がしてしまったらホットシークレットに逃げ切られてしまうだろう。そうなると、馬群自体は超スローペースになり、その中ではオペラオーに先着できる馬がいなくなってしまうだろう。 3−7 隠し馬券 13−15 3−15 |
予想 | 結果 | ||||||
着 | 番 | 馬 名 | 着 | 番 | 馬 名 | タイム | |
T | 15 | アメリカンボス | T | 7 | テイエムオペラオー | 2.34.1 | |
U | 7 | テイエムオペラオー | U | 13 | メイショウドトウ | 2.34.1 | ハナ |
V | 5 | ジョービックバン | V | 12 | ダイワテキサス | 2.34.2 | 3/4 |
W | 2 | マチカネキンノホシ | W | 10 | キングヘイロー | 2.34.3 | 1/2 |
X | 3 | ホットシークレット | X | 14 | アドマイヤボス | 2.34.3 | ハナ |
Y | 4 | ナリタトップロード | Y | 15 | アメリカンボス | 2.34.7 | 2 1/2 |
Z | 6 | トーホウシデン | Z | 11 | ステイゴールド | 2.34.8 | クビ |
[ | 13 | メイショウドトウ | [ | 16 | メイショウオウドウ | 2.35.0 | 1 |
\ | 9 | ゴーイングスズカ | \ | 4 | ナリタトップロード | 2.35.1 | 3/4 |
] | 10 | キングヘイロー | ] | 3 | ホットシークレット | 2.35.1 | クビ |
11 | 8 | ユーセイトップラン | 11 | 8 | ユーセイトップラン | 2.35.2 | クビ |
12 | 14 | アドマイヤボス | 12 | 2 | マチカネキンノホシ | 2.36.0 | 5 |
13 | 11 | ステイゴールド | 13 | 5 | ジョービッグバン | 2.36.3 | 1 3/4 |
14 | 12 | ダイワテキサス | 14 | 6 | トーホウシデン | 2.36.9 | 3 1/2 |
15 | 1 | ツルマルツヨシ | 15 | 9 | ゴーイングスズカ | 2.38.5 | 10 |
16 | 16 | メイショウオウドウ | 1 | ツルマルツヨシ | 競争中止 |
テイエムオペラオーの強い勝ち方を見せてもらった。道中スローな流れの中、馬群の後ろにつけ抜け出しにくいところに位置しながら直線で馬群を縫いながらかわしていくところはかなり強い。今年8連勝、GT5連覇は立派な記録だ。これだけ安定したレースをするのは馬の強さだけでなく、調教師等の管理の賜物ではないか。今まわりに強い馬がいないから独占してしまっているけど、来年は、アグネスフライト、エアシャカールあたりが脅かしてくるだろう。個人的には海外に行って走ってほしい。日本で走る意味があまりないと思う。 展開的には、ホットシークレットが行かずスローペースになって全く面白くないペースとなった。ジョービックバンが前にいた分、昨年よりは、ペースは速いが昨年は異常なスローペースだったから今年が速いうちには入らない。そのスローの中、マチカネキンノホシなどかかった馬もいた。結果的に外枠の馬が先着しているので内馬場が荒れてきていたのだと思う。その中でも内枠1頭勝ったというのも価値がある。 |